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後味の悪い話 その90

259 :本当にあった怖い名無し:2008/07/29(火) 00:27:26 ID:kqxfXoDB0
>>253に代わって、既出だけど「ミスト」

街が嵐に襲われた翌日、主人公は幼い息子とショッピングセンターに買出しに出かける。
ショッピングセンターで顔見知りに挨拶してるうちに建物の周りが霧に覆われていることに気付く。
霧の中に未知の怪物たちがいることが次第に明らかになり、人々はセンター内に閉じ込められことになる。
そんな中、一人の女性が自分を家に送ってくれと声を上げる。
「家には幼い子供たちが留守番をしている。自分は帰らなければならない。」
しかしそれに応ずる者は居なかった。自分の息子を守らなければならない主人公も何も言えなかった。
結局女性は一人ショッピングセンターから霧の中に消えていった。
〜中略〜
異形の怪物たちに襲われて死んだ人間は多数にのぼっていた。
閉じ込められた人々の精神状態はもはや危ういものとなっていた。このままでは人間に殺される。
そう思った主人公は密かに有志を募りショッピングセンターからの脱出を図る。
数人の犠牲者を出しながらも1台の車に辿りついた主人公たち5人は脱出に成功する。

どこまで行っても霧は晴れない。奇怪な怪物の鳴き声も聞こえる。
数日いや数時間後だろうか、ガソリンがついに切れる。絶望感に包まれる車内。
主人公は持っていた銃を取り出す。残されていた4発の銃弾。皆で話し合い、そして4度の銃声が響き渡る。
車から降りた主人公は霧に向かって叫ぶ。「さあ来い。早く俺を殺せ!」
しかし霧の中から現れたのは怪物ではなく、軍隊であった。
火炎放射器で怪物たちを焼き殺す兵士たち。後に続くトラックには多数の民間人が乗せられており
その中にはショッピングセンターを1人で脱出した女性が子供たちと乗っていた。
主人公は声にならない声をあげつづける。               終


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